和食の食材・道具・食材の切り方・作り方・レシピを紹介します。

お豆腐を使ったお洒落で手軽な和食レシピ

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豆腐、お手頃で栄養豊富、とても便利な食材ですよね。

まずは豆腐についてちょっとだけ詳しく紹介します。

目次

木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い

木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い、あらためて聞かれると答えられない人も意外と多いのでは?

両方とも豆乳に凝固成分(にがりなど)を使う点では同じですが、製法が若干異なっています。

木綿豆腐は木箱に流し入れてから重しをして余分な水分を抜いています。

一方の絹ごし豆腐は重しをせずにそのまま固めたもので、その名のとおり滑らかな口当たりが特長です。

木綿豆腐の方が若干、大豆の栄養分が多めに残っていますが、使い分けには特にきまりはありません。

それぞれの料理で好みに応じて使っても大丈夫です。

豆腐の栄養分

豆腐の原材料はもちろん大豆です。

カロリーも低めで消化吸収が早いのが嬉しいですね。

豆腐に含まれている栄養物は次のとおりです。

タンパク質

いうまでもなく身体を維持するためには欠かせない栄養素です。

木綿豆腐1丁(300g)には一日に必要なタンパク質の3割以上を取ることができると言われています。

絹ごし豆腐はそれより若干少なめになりますが、それでもローカロリーでこれだけのタンパク質が取れるのはありがたいですよね。

カルシウム

骨や歯の健康を維持するのに大事な栄養素ですが、木綿豆腐1丁でカルシウム約360mg(絹ごし豆腐では130mg)を取ることが可能です。

イソフラボン

近年注目を集めている大豆イソフラボン、人の体内ではエストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをする成分です。

年齢とともに女性ホルモンは減少することが更年期障害などの要因と言われています。1日あたり必要とされるイソフラボン50mg程度は、とうふ半丁(150g)を取ればカバーできます。

大豆サポニン

抗酸化作用があり、脂質の酸化を防止して新陳代謝を促進する働きがあるといわれています。免疫力を高め、老化防止にも効果があるということで注目の栄養分です。

豆腐を使ったシンプルレシピ

高級なお豆腐であれば、もちろんそのままいただくのが一番ですが、ここではスーパーで手に入る手頃な値段のお豆腐を使ったシンプルなレシピを紹介します。

くずし温やっこのキムチと水菜和え

(材料)

豆腐1丁

白菜キムチ

水菜

白ごま

醤油

ごま油

(作り方)

1 豆腐は耐熱容器に入れてラップをして電子レンジ(500w)で3分ほどあたためます。

2 豆腐を大きめのスプーンなどでざっくりとすくってボウルに入れていきます。包丁で切るのではなくスプーンを使うのは他の材料と味が馴染みやすくするためです。

3 白菜キムチを細切りにしてボウルに投入し、白ごま、ごま油、醤油を加えて軽く和えます。

4 皿に盛りつけ、刻んだ水菜の葉をのせて完成です。

豆腐生ハム巻き

(材料)

木綿豆腐1丁

生ハム

オリーブオイル(エクストラバージンのもの)

(作り方)

・豆腐はキッチンペーパーやふきんで包んでバットに並べ、上からもバットをのせて水を入れて重しにします。

・豆腐の厚みが2/3になるまでそのままの状態で待ちます。

・お好みの厚さで一口大に切り、生ハムを巻いてお皿に並べます。

・上からオリーブオイルを軽く回しかけ、塩をひとつまみ振ります。

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