和食の食材・道具・食材の切り方・作り方・レシピを紹介します。

日本育ちの栗天津甘栗の違い

おせち料理
栗の木とは、ブナ科の落葉高木で、日本では縄文時代の遺跡からくりの実が出土している他、青森県の三内丸山遺跡からは、柱に使われたとみられるしっかりした栗の木の建材が出土されています。栗は、縄文時代から生活に深く根付いていたことがうかがえます。 栗の生育は、「もも、栗、3年、柿8年」という言葉があるように、比較的成長が早く6月ごろに花が咲き、黄白色の強い匂いの穂のような雄花と、その雄花の根元部分に雌花をつけます。栗の実は食用になりますが、花はミツバチにより蜂蜜、イガや樹皮は染料、材木は建材、など普段はあまり意識しませんが「栗の木」から受ける恩恵は大きいようです。

日本育ちの栗と天津甘栗の違い

秋の味覚の代表格である栗には、日本栗、中国栗、西洋栗、アメリカ栗の4種類があり、それぞれに味や風味に違いがあるため、おのずと調理方法も変わってきます。中国産の栗の実は硬く味も濃く、皮がむきやすいという特徴があるため天津甘栗のような焼き栗に向いています。 一方で、日本の栗は渋皮のタンニンが強く渋皮が剥がれにいのが特徴で、水分を多く含み粘りがあるため茹でて調理するのに向いています。世界では中国と韓国の生産量がトップで天津甘栗などが有名ですが、日本国内では、茨城県の生産量が一番多くその大半を占めています。次に多いのが熊本県、次は愛知県と続いています。 一番おいしいくりは ある栗農園の方の話によりますと、栗の収穫やくり拾いでは枝から自然に落ちた実が熟していて一番おいしいとのことです。棒でつついたり、木を揺さぶったりして落ちた実はまだ実が熟していないことから、味や風味がいまひとつ足りていないということです。つまり、ぶどう狩りや紅葉狩りのように、栗狩りとは言わず、栗拾いという理由はここにあるわけですね。 庭に植えた栗の花の匂いは苦情が出る場合もある 栗の花は6月ごろに黄白色の強い匂いの穂のような雄花が咲きます。栗の花は独特なにおいのため、匂いが全然気にならない人もいれば、人によってはこの匂いが悪臭と感じられ、息も出来ずに窓も開けられないと感じている人も少なくないようです。 そうなると、隣人の日常生活にも支障が出るようになり苦情がでることは避けられません。近年は昔と違い家々が密集していることを考えると、くりの花の悪臭が隣の家の中にまで入りこんで苦情になることも理解できます。都会では栗の木を庭に植えて、実を収穫して楽しむという事も可能ではなくなってきているんですね。

秋の味覚くり-参考にしたいレシピ

炊飯器で栗ご飯 ①まず、お米を手早く洗いザルにあげて20〜30分程度水切りをします。お水、市販の白だし、みりん、むき栗、お好みで黒米や雑穀米と油揚げの千切りをプラスします。お釜に全ての材料を入れて30分程度 浸してから炊飯スイッチを入れて炊く。 ②炊き上がったら軽く混ぜて少し蒸らせば完成です。 ③炊きあがった栗はホクホクで柔らかいです!盛り付け用には一度取り出してからの飾り付けます。

秋の味覚-栗のまとめ

栗の木は小さなお子様が歌う、「大きな 栗の 木の下で あなたと わたし・・・」^^という 歌があり、大木になる夢のある木です。日本人にとっては、実はとても美味しく栗の蜂蜜は甘く、大木は建材や線路のまくら木にも利用できる、とても恩恵のある馴染み深い木でもあります。そろそろ秋の味覚、初物の栗がマーケットに並ぶ季節になりました。ホクホクの栗ご飯など作ってみてはいかがでしょうか。

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